市区町村が整備する交通安全施設の種類

 道路には交通安全を守るため、様々な施設が作られています。よく見かける信号や横断歩道は警察が作っています。
 では、市区町村は、管理している生活道路にどのような交通安全施設を作っているのでしょうか。総務省行政評価局が行った「生活道路における交通安全対策に関する政策評価」の結果報告書から見ていきます。

 調査した市区町村が整備している施設にはいくつか種類がありますが、特に整備率が高いのは、次の5つです。

  •  道路反射鏡(カーブミラー)
     最も多く設置されており、93.6%の市区町村が設置しています。見通しの悪い交差点やカーブなどに設置されます。 
  •  防護柵(ガードレール、ボラード、ラバーポール等)
     カーブミラーの次に設置している市区町村が多く、90.7%の市区町村が設置しています。歩行者の保護や車両の逸脱防止に役立つものです。  
≪出典:総務省HP≫
  •  減速を示す路面表示
     82.4%の市区町村が整備しています。「減速」などの文字や三角形の連続模様などがあります。見通しの悪い交差点や事故が多い地点の手前などに表示されます。
  •  路側帯のカラー化
     79.2%の市区町村が整備しています。歩行空間であることが明確になり、車両が歩道側に近づきすぎることを防ぐ効果があります。
  •  交差点のクロスマーク表示
     78.2%の市区町村が整備しています。 交差点があることが遠くからでもわかるようになります。
≪出典:総務省HP≫

 全体として、「見通しを良くすること」「歩行者を保護すること」「速度を抑制すること」を目的とした施設が広く整備されていることがわかります。

 以前書いた生活道路の特徴である「道幅が狭い」「交差点が分かりにくい」「見通しが悪い」「歩道と車道が分けられていない」「幹線道路の抜け道として利用される」といった危険性に対応した施設が多く作られているということですね。納得です。

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