私は、東京と大阪の両方に住んだことがあるのですが、車や自転車を見ていてなんか違うなと感じることがあります。まあ、個人的な感想ですので、違うと思う人もいるかもしれませんが…。
とにかく、東京の人は、交通ルールを守る意識がとても高いように思います。
例えば、横断歩道を渡ろうとしても、大阪では車が止まってくれず、待たないといけないことが普通にあるのですが、東京では、ほとんどの車がすぐに止まってくれて、待つことがほとんどありませんでした。
ちなみに、横断歩道は歩行者優先で、車は一時停止しないと「横断歩行者妨害」の違反になります。
自転車を見ていると、東京では、ルールどおり道路の左側を通行している自転車が、相当以前から多かったように思います。最近であれば、自転車の事故やルール違反に注目されて意識が高まってきているのでわかるのですが…。
大阪では、今でも、左右関係なしに走っている自転車を結構見ます。
ただ、最近は、路面に矢羽根やピクトグラムによって進行方向が矢印で示されるようになってきたので、さすがの大阪人も、物理的にも心理的にも逆走しずらくなったのは間違いありません。
それよりも、東京に住んで一番驚いたのは、雨合羽を着て傘を差さずに自転車に乗っている人がいたことです。何人も見ました。雨でびしょびしょに濡れながら走っているのは、カルチャーショックでした。
大阪では、そんな人、ほとんど見たことがありません。雨の日の自転車は、「片手で傘を差しつつ片手で運転」というルール違反が「常識」でした。
子供の頃のことですが、電車に乗って外を見ていると、傘を差しながら走っている自転車が見えました。その瞬間、自転車がふらついて車道側に寄ってしまい、後ろから来た車に跳ねられました。
何十年経っても、その光景が忘れられません…。
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