前回に引き続いて、生活道路での交通事故対策の中でもあまり見ない変わったものを挙げていきます。写真は、国土交通省のHPからお借りしました。
センターラインの抹消
これまであったセンターラインを消すことによって、車がすれ違いにくくすることで、ドライバーがスピード出しにくくします。
この方法を初めて知ったとき、正直、こんな方法もあるのかとカルチャーショックを受けました。考え付いた人は素晴らしい!

歩道の舗装
インターロッキング舗装と言って、歩道部分の舗装を特殊なものにして、歩道部分を目立たせるという方法です。見た目も美しく、街の雰囲気が明るくなりますね。

それとは反対に、歩道と車道をあいまいにする舗装もあります。車にスピードを出しにくくさせるという発想もあるのですね。逆転の発想です。事故防止には、一体どちらが効果があるのでしょう。

イメージハンプ
実際には凹凸がないのに、凹凸があるように見せる「イメージハンプ」という手法もあります。
イメージハンプは、車を運転しているときに、一度だけ見たことがあります。確かに色がついている部分が盛り上がっているようには見えるので、一瞬ドキッとして、スピードを落としました。
ただ、一度通ると、単なる絵であることがわかっているので、スピード抑制にどれだけの効果があるのか、手法としては疑問が残りますが…。本物のハンプよりも安く作れそうなので、経費節減の意味もあるのでしょうか。

ボラード
地面からポールが自動で昇降するライジングボラードというものもあります。日本語にすると、上昇してくる車止めです。実際に見たことは一度もないです…。
設置するのにお金がかかりそうですが、車を侵入させないという意味では、効果満点ですね。

ライジングボラードは、毎回人力で設置や撤去が必要なバリケードの進化版ですね。これは、昭和の頃からあって、今でもよく見かけますね。

コメント