ネットで交通交通事故防止の記事を探していると、総務省行政評価局のホームページの記事がヒットしました。
国の省庁が行っている政策を調査して問題を見つけ、その問題を改善するための方法を示すという仕事を行政評価局はしているようです。
令和5年度からは「⽣活道路における交通安全対策に関する政策評価」という調査をしていて、生活道路の大部分を占める市区町村道において、警察(交通管理者)と市区町村(道路管理者)が行っている交通安全のための対策が交通事故の減少につながっているかどうかを評価するという内容のようです。
この調査の資料を見ると、生活道路での交通事故件数の増減などが、市区町村によって差があるとしています。

行政評価局は、「市町村によって交通事故件数の増減率に差が出ている原因が、警察や市区町村による事故対策に違いにあるからではないか」と推測しています。

生活道路で市区町村が取り組んでいる交通事故防止対策の違いを見つけるため、次の内容を調査するとしています。
事故発生状況を把握・分析しているのか
事故発生リスクが高い箇所を把握しているのか
交通安全施設を整備する部署の人員や予算はどうなっているのか
交通安全施設を整備する箇所をどのようにして決めているか
整備する交通安全施設の種類をどのようにして決めているか
警察と市区町村がどのように連携して交通事故防止に取り組んでいるのか
ビッグデータを活用して交通事故防止に取り組んでいるのか
なかなか興味深い内容です。一体どのような調査結果が出るのか楽しみです。
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